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樹木医師のツバメの身体能力に感動!!

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爺さんの家の軒下。ツバメが今年もきました。近づくと逃げてしまいます。わたしの携帯ではうまく撮れません。

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暗くなってチャレンジしましたが、近づくと逃げてしまいます。親ツバメが警戒しています。かわいそうなことをしました。

 

はじめに

私が住む田舎では、古くから軒下などにツバメが巣をつくることを縁起がよいとされています。それは、ツバメがハエ、ガ、ハチ、アブ、羽アリなどをエサとして食べてくれる益虫として、古くから巣をつくるのを歓迎し、ツバメを大切に扱っていたのだとおまいます。正直、糞は困りますが、 子供のツバメが電線に止まれるようになり、親鳥からエサをもらう様子を毎年見ては癒され、巣立っていく姿を毎年楽しみにしています。

子供のころ、爺さんがツバメが低く飛ぶと雨が降って来るとよく言っていましたが、この時期になると、爺さんを思い出します。

 

日本は、昆虫などのエサが豊富でツバメの繁殖の条件がよく、春先に日本に渡ってきます。お驚くのは、去年の巣を憶えて、その近くにほとんどのツバメが戻ってくるそうです。去年の巣に戻ってくる傾向が確認されていて、巣が残っていたら、また利用するみたいです。驚きます。

日本では繁殖したツバメは秋になると昆虫が少なくなり、エサを求めて、台湾を経由してフィリピン、マレーシアで越冬することが知られています。ツバメは南国からやって来る渡り鳥です。とは言っても、日本から台湾、フィリピンまで距離は2000~3000㎞もあります。

春先に民家の軒先などに巣をつくり子供を生み育て、夏の終わり頃に、暖かい場所に旅っていきます。昼間、太陽を目しるしに一日300㎞以上移動すると言われています。東京、名古屋間が260㎞ですから、驚きます。

ツバメのエサはハエ、ガ、ハチ、アブ、羽アリなど、空を飛ぶ虫をすばやく捕まえてエサとします。

雨が降りそうな天気になると水蒸気がを多く含みむ雲や空気が多くなり、湿度が高くなります。するとエサとなる虫たちは羽や体が湿って重くなり、あまり高く飛べなくなります。必然的にツバメもそれを狙って低く飛ぶことになります。

驚くのが、ツバメのスピードです、平均時速40~50㎞の速度らしいです。さらに、本気をだすと最大速度は時速200㎞だそうです。

 

まとめ

ツバメが低く飛ぶと雨になることは、爺さんは昔からの経験で知っていたのでしょうね。爺さんにが驚き、ツバメの身体能力に驚き。今年、巣立つツバメも南国に飛んで帰っていくと思うと、頭が上がらないです。また、こんなに忠実に生まれた故郷に帰ってくるツバメは家族ですね。